PROJECT

プロジェクトの概要

SANUKI ReMIXとは、高松城跡(玉藻公園)内の重要文化財「披雲閣」を舞台に、香川県の伝統工芸士や地場産業を支えるアーティザン(職人)と世界的アーティストやクリエイターが共創し、新たな高付加価値を生み出すプロジェクトです。

本プロジェクトは文化庁「ウィズコロナに対応した文化資源の高付加価値化促進事業」の採択事業です。文化資源の高付加価値化により旅行者の滞在・消費の促進を図るとともに、ウィズコロナにおける文化観光を推進し、「文化振興・観光振興・地域活性化」の好循環を創出することを目的としています。

プロジェクトの背景・目的

香川県高松市は古くから伝統的なものづくりが盛んな地域であり、漆芸、提灯、高松盆栽などの伝統工芸が受け継がれています。また、庵治石(あじいし)の産地としても知られ、昭和の時代には世界的アーティストであるイサム・ノグチが高松市に活動の拠点を置き、庵治石を用いた彫刻作品を多数生み出したことでも知られています。高松市は古くから外の人や文化を迎え入れ、様々な交流のハブ(拠点)として機能し、独自の伝統文化・産業を生み出してきました。
本プロジェクトでは、高松市の中心に位置し、市民の誇りである高松城跡(玉藻公園)の重要文化財「披雲閣」を舞台に、讃岐の伝統工芸士や地場産業を支える職人たちと、世界のアーティストやクリエイターが共創し、それぞれの志と技が弾けて混ざり合うことで、新たな高付加価値を創出します。